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ここでは皆さんの身近にある「基準点」についてお話しましょう。
皆さん日本地図を見ていて、地図記号で下のようなマークを見かけたことはありませんか?

三角に黒い丸、四角い形に丸...なんとなく見覚えがあるのではないかと思います。これは左から「三角点」、「水準点」の地図記号になります。
名前を聞いて「聞いたことがある!」という方も多いのではないでしょうか?でも、「用途は?」ということになるとなかなか馴染みはないかもしれません。このページではこれらの用途と測量の関係をご紹介しますね。


【測量の基準とは?】
何でもそうですが、物事には「基準」というものが存在します。測量の基準となるのは、地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された三角点、水準点等といったものを基準となる点として設置しています。これらを総称して「基準点」と呼びます。


【水準点(すいじゅんてん)】
水準点とは、全国の主な道路又は主要地方道に沿った約2kmごとに設置されています。目印は花崗岩(かこうがん)の標石ですが、場所によっては形状が違うことも。
この水準点を使用することにより土地の高さを精密に(ミリ単位)に求めることができます。水準点には基準・一・二・三等の種類があり全国に約22,000点設置されています。

『国土交通省国土地理院中部地方測量部サイト』より画像抜粋
(2008年1月31日アクセス)http://www.gsi.go.jp/LOCAL/chubu/profile/kijunten/kijunten.html

【三角点(さんかくてん)】
三角点とは、経度、緯度、標高の基準になる点のことです(標高については、別途、基準となる上でご紹介した水準点もあります)。

通常、山頂付近や見晴らしの良い場所に設置されている場合が多いです。
三角点には、基準となる柱石が設置されています。

一等三角点
『三角点を訪ねて』より画像抜粋(2008年1月31日アクセス)http://www2s.biglobe.ne.jp/~aterui/sankaku/

三角点には一・二・三・四等の種類があり、全国に約100,000点設置されています。中には「どうして四角なのに三角点なの?」と思う方もいると思います。これは三角形という図形の性質をうまく利用した三角測量という方法によって地点が求められているためです。上の写真にもありますが、「十字」マークは東西南北を示しているとのことです。

これら「基準点」は、明治から大正時代にかけて設置されたものが多く、過去約100年間の地図作成や開発事業等に大きな貢献をしてきただけでなく、文化遺産とも言える貴重なものでもあります。大事に扱ってくださいね。

さて、地図記号の問題その2です。最近はこんな地図記号もあるのです。何を表しているか解りますか?
1997(平成9)年4月1日に新たに加えられた地図記号になります。何となく、三角点がパワーアップした感じではありますが....?
実はコレ、「電子基準点」の地図記号になります。三角点と電波塔の記号をあわせたものなんだそうです。


93年型の電子基準点
『国土交通省防災情報提供センターサイト』より画像抜粋
(2008年1月31日アクセス)http://web-gis.bosaijoho.go.jp/
WebGIS/help/crust_howtodata.html
WebGIS/help/crust_howtodata.html

【電子基準点(でんしきじゅんてん)】
地上約2万Kmの高さを周回するGPS衛星からの電波を24時間受信する基準点として全国約1,200点設置されています。上空からの電波を受信するために公園などに設置されていることが多いです。

地球規模の三次元的な位置の情報を随時受信していますが、 直接利用するにはGPS測量機と通信システムが必要で一般の方の利用は困難と なります。しかしながら、間接的には様々な会社の運営する位置情報サービスを利用する事により、高速で高精度な位置情報の取得が可能となります。

測量の基準はこのような「基準」によって成り立っているのです。
その、基準となる「点」が皆さんの近くに沢山存在しています。探してみるのも面白いかもしれません。

当社では、これら基準点・水準点を求める技術や、既存の基準点を用いて、地図データの作成や境界を支援するソフトウェアを開発しています。また、当社は三菱電機社が提供している高精度GPS測位サービスPASの正規販売店でもあります。
このPASは電子基準点を利用し、補正データを配信し、高精度な位置情報を求めることができます。 当社は土木・測量業者・調査士向けのPASを利用したソフトウェアの開発・販売を行っております。

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当社の測量CADソフトウェア
「WingNeo」にて基準点計算や
地図データの作成が可能です。


今後は皆様の身近な分野においても、高精度な位置情報を皆様にご提供していきたいと考えております。

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