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今回は準天頂衛星についてのお話です。
皆さん『準天頂衛星(じゅんてんちょうえいせい)』というものをご存じでしょうか?
これは2009年頃に日本が打ち上げを計画しているの衛星測位システムの事です。
「準」の意味は、「それに次ぐものである、それに近いものである」という意を表しています。通常、「天頂」は一番高い所を指しますが、この衛星では仰角が70゜以上の事を言うのだそうです。また、この準天頂衛星は常に衛星1機が真上にいるというわけではなく、最終的に3機の衛星が8時間交代で日本上空(=天頂付近)を滞留する予定となっています。つまり、3機×8時間=24時間ということで、1日中日本のほぼ上空に衛星が飛ぶようになるという訳です。
衛星測位システムは、21世紀の社会インフラと呼ばれており、米国のGPSやロシアのGLONASS、欧州のガリレオに加えて、中国の北斗/COMPASSやインドのIRNSS等でもシステム建設が計画されています。日本がこのシステム建設を進めることは、長期的な視野に立った国家の発展、安全保障の確保の観点から、重要であると認識されているためです。
日本には、高層ビルが立ち並ぶ都市部や、山間地では空が広く見えないために、低仰角の衛星からの信号を受信するのが難しく、GPSによる測位(位置の測定)が困難な場所があります。そのため、カーナビで道に迷ったりするという大きなデメリットとなります。また、日本はアメリカのGPSに依存していますが、今後永続的な無償利用が保障されている訳ではありません。アメリカの非常事態で日本がGPSを利用できなくなるという可能性もあります。
このような状況を解消するために、GPSを補完する測位システムとして計画されたものが準天頂衛星システムです。
最初の準天頂衛星は、2009年に打ち上げられ、その後2015年には合計3機となる予定で、「8の字」を描くような軌道を描きます。当面は、アメリカ空軍により運用されているGPSや、欧州で開発途上のガリレオと合わせて使用されるのだそうです。
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宇宙航空研究開発機構サイト
(http://www.jaxa.jp/projects/sat/qzss/index_j.htmlより抜粋(2008年7月8日アクセス) |
サービス領域は、日本を含むアジア・オセアニア全域であり、その地域ではGPS、ガリレオに加えて準天頂衛星からの電波を受信することが出きるので、衛星測位の信頼性が向上することが期待されています。
さらに、準天頂衛星の民間での利活用対象には「測量業界」の文字もあります。当社としてもこれからの取り組みが、将来当社にとって大きな影響を与えると考えています。
当社の今後の方針につきましては、2008年6月25日に開催いたしました会社説明会の資料(PDF形式)をご参照ください。
>>>くわしくはこちらから
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