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4.測量結果の基準面への補正(傾斜の補正,標高の補正)
■ 傾斜の補正
 距離や面積は基準面で表示される、このことは前述したとおりです。私達が測量する土地は水平なものだけではありません。求める面積における土地の高さは、異なります。傾斜のある土地の距離を測量した場合、水平距離にしなければなりません。「傾斜補正」と呼ばれているものです。例えば、傾斜が30度の斜距離は、水平面の距離にすると次のようになります。
 図に示す30度の傾斜地の表面積「1000坪」は、水平面の面積にすると次のように「866坪」なります。
水平面面積=(傾斜地の表面積:1000坪)×0.866=866坪
ここで示しました「傾斜補正」は、基準点測量・地籍測量・地積測量・用地測量……などほとんどの測量で使われるものです。
■ 標高の補正
 前述した地表面から基準面へ引き直す「標高の補正」は、必ずしも計算されていません。例えば、地籍測量における「放射法による細部図根測量」ではこの計算が行われていません。古い時代の測量では、計算の手間暇のかかる割合にしては利益が少ないと判断されたのでしょう。
標高500mの高原における別荘地の距離は、標高0mの基準面上では何mになるのでしょうか。計算してみましょう。
6,370,000 0.9999215

6,370,000+50
約1万分の1だけ減少します。1万分の1は誤差範囲として無視されてきた訳です。その標高における地表面積300坪は、何坪になるのでしょうか
6,370,000 2 ×300坪 299.95坪

6,370,000+50
約1万分の2だけ面積の減少が起こります。

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