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2.明治の地図つくりの教訓(字限図)
黒線は地籍図、赤線は字限図
(全国国土調査協会 地積調査のしおり より)
 国民の土地の権利関係を示すものとして、登記所に登記簿とその付図が備えてあります。第二次大戦後約50年の歳月を費やし現地復元性のある比較的正確な地籍図をつくっていますが、まだ対象地域の4割り程度の進捗率に終わっています。結局、明治時代のはじめに地租をとりたてるためにつくられた不正確な図が多くの場所で使われています。これは公図と呼ばれたりしますがその大半は字限図(あざぎりず)です。当時の技術水準などやむを得ぬ事情があったといえますが、測量がしっかり行われていなかったため、この字限図の多くは、現地復元性が現況と大きく食い違っている場合があります。
 国民の財産が正確に保証されるためには、基準点に基づく正確な図が必要で早くその実現が望まれます。

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