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1.明治の地図つくりの教訓
 明治のはじめ日本の政府は地図つくりを急ぎました。これは三角測量のような基準点測量に基づかないものでした。こうした地図つくりの手法は、測量誤差のため、出発点から遠ざかるにつれ実際と大きく食いうことが当時の実験的な三角測量で検証されました。そして、三角測量により正確な位置が分かっている基準点をもとにして地図がつくられるようになりました。
(資料:陸地測量部沿革誌)
 宮本さんの家から出発して、篠原さんの家まで宅地の測量を行います。実際の位置は黒線に示したものです。遠く離れた宮本さんと篠原さんの家の測量による図面は赤線だとすれば、これは測量誤差による「ずれ」になります。もっとも一軒一軒の測量による誤差は各宅地面積にそれほど影響はありませんが。
 正確な基準点が配置されていれば、その基準点を基に宮本さんと篠原さんの家の関係は図面に正確に描くことができます。

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